#4 理事の想い
こんにちは、理事の前田です。
想いブログとして私も書かさせていただきました。
私が東海つばめ学習会に入ったのは2020年の夏でした。
実は当時、私もNPO法人のような社会奉仕団体を設立しようと考えておりました。
しかし、そのような経験もなければ、そのような団体の実態も分からなかったので、何か勉強できたらなと思い入りました。
私の考えていた団体はこのような教育の分野ではなく、ゴミ拾いなどの清掃の分野でした。
しかし、本質的なテーマは共通しておりまして、それは「人がノビノビと生きることを目指す」です。
人が生まれ持った気質をねじ曲げず、覆い隠さず、その人の能力を思う存分この地球で繰り広げるということが一人でも多く実現できたらいいなと思っておりました。
100%は無理にしても1%でも本来の自分に近づけることができれば達成だと思っております。
という想いを胸に秘めておりました。清掃がなぜ、本来の自分に近づくことができるかについては今回は割愛させていただきます。
そして1年半ほど経ち、気づいたことがあります。
この活動は無料で勉強を教えております。一見、勉強をされに来られている生徒さんを救っているように見えます。もちろんそれが本題であり、その側面は大いにあります。
しかし、実は同じ分だけ先生も救われていたということに気づきました。
このようなボランティア活動をするという方は、世界でほんの一部です。
その時間があれば、旅行に行ったり、おいしい食べ物を食べに行ったり、自身の消費のために費やせるはずです。
それにも関わらず、ボランティア活動をする。
おそらく、こういった方は一般的な生活をし続けることに何か疑念視するところがあるのだと思います。
動機は様々だと思いますが、私はそれを「真実の探究」だと名付けております。
今までの人生経験で何か世の中に対して矛盾、葛藤を感じ、そのモヤを解消したい。何か人間的喜びを感じたい。
そういった言語化できない、無意識的な欲求を抱えていらっしゃるのかなと思っております。
実際、東海つばめ学習会に先生として参加されて色々と感じることがあると思います。
ボランティアってこういうことなんだ!思っていたのとは違うなあ。自分のペースで勉強を教えることができる環境はアリだな、など。
感じ方は人それぞれですが、たとえそれは今は手応えを感じなくても、後の点と点がつながる経験だったりすると思います。
つまり、真実の探究の答えとの距離が縮まるのです。
そういった意味で私は先生も救っていると思っております。
かくいう私も、当たり前ですが真実の探究の答えはでておりません。
しかし、一歩ずつ前に進んでいればそれでいいと思っている次第です。
こういった経験をみなさんと共にできるということは素晴らしいことだと思います。
これからも共同体の一員として、みなさんよろしくお願いします。
そして冒険をしましょう。
東海つばめ学習会
前田 直洋
0コメント