11-特別 251116 江南市の無料塾の生成AI出張授業
こんにちは。
菊池です。
これまでご報告できていなかった活動がいくつかございます。
生成AIの出張授業についてご紹介いたします。
生成AIは、今後とてつもない勢いで、皆さんが好むと好まざるとにかかわらず、あらゆる分野に入り込んできます。
対象となるのは、人間の知的活動が及ぶほぼすべての領域です。
この出張授業は、できるだけ多くの方々に受講いただくことを目的に実施しております。もちろんボランティア活動ですので、費用は一切かかりません。(パソコンもこちらで用意しております。)
2025年11月は、定期の授業のほかに、
・布袋小学校での授業(初開催)
・江南市地域交流センターでの活動(数か月に1回)
を行っておりました。
■ 布袋小学校(出張授業)
江南市が主催するSDGsワークショップに、SDGsパートナー団体として参加させていただきました。本企画は、次世代を担う小学生の皆さんがSDGsへの理解を深め、地元への愛着と誇りを育みながら、社会への関心と問題解決能力を養うことを目的に実施されたものです。
私は、生成AIの時代に備えて、子どもたちにぜひ伝えたいことを、次のような内容でお話ししました。(実際に使用した資料からの抜粋です)
まず、布袋小学校の校庭にドラゴンを生成し、空へドラゴンが飛び立つ動画を冒頭で紹介しました。
そのうえで、「巨人の肩の上に立つ」という、ニュートンも用いた言葉を紹介しました。
彼は巨人(先人たちの知恵や経験)の肩の上に立つことで、遠くを眺めることができたのだ──さまざまな偉大な法則の発見は、そうした積み重ねの上にあったのだと言われています。
私たち人類にとって、これからの「巨人」はAIになるだろうと考えています。
AIは、知識の蓄積量や推論のスピードの面で、人間とは異なるアプローチで応答してくれます。人類は、AIと共存しながら歩んでいく時代に入っていきます。
生成AIが生み出すものは、人間がこれまで知的に活動してきた領域のほとんどすべてに及ぶことでしょう。
そのAIに適切な指示を出すためには(つまり、よい質問ができるようになるためには)、AIの基本的な扱い方や、プロンプトの作成方法を学んでおかなければなりません。これが、これから私たちが新たに身につけていく「学び方」の一つになっていくと考えています。
そして、私たちが私たちらしくあるためには、それぞれの「好き」なことについて、自分自身がよく知っておく必要があると思っています。
自分の興味・関心のあることを、できるかぎり深く掘り下げていくこと。これがとても大切だと感じています。
人間の持つ好奇心は、AIの持つそれとはきっと異なるものでしょう。
あなたがあなたらしくある瞬間は、自分の興味や関心を追いかけているときに、もっとも強く立ち現れるように思うのです。
その「好き」を世界に表現していくために、AIとともに学んでいく時代になるのではないか──そのようにお話ししました。
■ 江南未来ラボ(江南市地域交流センター)
別の日には、江南市地域交流センターにて「江南未来ラボ」が開催され、AIの体験ブースを出展しました。
たくさんの方々にご来場いただき、参加希望者の待ち行列ができたのは初めてのことでした。
こちらのブースでは、画像生成AIを体験していただきました。
「白い犬が、ドーナツをくわえながら、自転車に乗っている」というお題で、実際に画像を生成してみました。
AIの活用は、これからも加速度的に広がっていきます。
皆さまとともに、楽しみながら学びを深めていければと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
0コメント