東京視察レポート 谷
インターン1期生の谷紗弥花です。
八王子つばめ塾を訪問した東京視察レポートです。
小宮さんの、無料塾との出会いに雷を打たれたような衝撃を受け、自分が無料塾を設立したいという衝動に駆られたという経験の話が特に印象的だった。
私のイメージとしては、未開拓の大陸(無料塾という未知のフィールド)を目指して、自分が自ら船を出さなければならないという衝動に駆られ、出航した(無料塾開校のために動き始めた)のだと思った。
航海中は大きな波にさらされることを承知の上で。
小宮さんに、大陸に到着した今、さらにどういうふうに大地を開拓していきたいのか?と質問したところ、「自分1人じゃ無料塾は広げることができない。だから弟子をたくさん作ろうとしてるんだ。」とおっしゃっていた。
私はとても納得した。
日々忙しい小宮さんがなぜメディアの取材や見学に来る人などを受け入れ続けて、講演会に出たりしているのか。無料塾を設立しようと行動している人に尽くしているのか。
小宮さんは、必ず子供達にとって価値があると信じているこの無料塾は、その賛同者と増やさなければ無料塾を必要としている子供達に届きづらいと考えている。
賛同者を増やすことで、1人でも多くの無料塾を必要としている子供達に届けたいと心から望んでいるのだと気づいた。
また、お話しの中から、教室運営のこだわりも伝わってきた。
そのこだわりは、勉強に来ている生徒への熱い思いが詰まっていることが、言葉一つ一つから伝わってきた。
ボランティアとして来ている方が「上手く生徒に勉強を教えられない」と悩んでいると相談された時、小宮さんは「生徒のために寄り添い、その人のために悩み、考えること、その生徒のために寄り添い方や教え方を探求すること。それが先生だよ。」と伝えたとおっしゃっていた。
私がその悩んでいる先生だったら、この言葉に救われるだろう。
私がこの生徒のために考えていることは必ず生徒のためになるし、自分の寄り添い方を実体験として学ぶことができる機会にもなっていると、ポジティブに捉えることができる言葉だ。
小宮さんは、先生の心の拠り所にもなっている。
そして小宮さんは、勉強に来ている生徒のためにベストな環境を提供するためには、ボランティアとして来てくれている先生の質をも上げるためのアドバイスも惜しまないのだと知った。
私は将来どんな仕事に就くのか、まだ見当もつかない。
でも、私は、小宮さんのように心から人に届けたいと思える価値を届けられる事業に情熱注ぐことができる社会人になりたい。
インターン1期生 谷紗弥花
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